Buisines card

Solexx新ロゴ&名刺
2012年2月に現在の銀座オフィスに移動したのをきっかけに、会社の新ロゴと名刺を制作。 コンセプト“シャレオツ” 旧事務所は、築地という人情味あふれる昭和な雰囲気漂う場所だったため、ロゴもレトロ感のある太めのカタカナ書体を使用していましたが、心機一転、銀座風の「シャレオツ」なロゴ及び名刺を目指すことにしました。
名刺デザイン かぶりたくない ロゴマークが完成し、いよいよ名刺制作開始です。手始めに色々なショップカードや名刺デザインなどの資料を見てみました。最近は名刺だけ集めたデザイン集なんかもたくさんあります。 しかしそれらを見ていると、徐々にこんな気持ちが沸いてきます。 「かぶりたくない」 第一印象、自己アピール、アイデンティティ…そんな重大な役割を担う名刺が他人とかぶっていたらこっぱずかしい。また、ロゴマークがブランドっぽいだけにあまりクールなデザインにすると、かっこつけすぎているような感じがして、それはそれで気恥ずかしい…。そんな葛藤を繰り返していたある日、米田がフラッとシーリングスタンプなるものを提案してきました。欧米の映画などでよく見る、手紙に封をするロウの立体印鑑です。これ、名刺につけたらおもしろいんじゃない?名刺入れに入らないけどおもしろいんじゃない?ということでシーリングスタンプを使うことに決定し、デザインに落とし込んでいきます。最終的に紙を折り返し、スタンプで止めるという形に落ち着きました。
シーリングスタンプ制作〜 完成インパクト シーリングスタンプは、専門店に制作を発注します。吉祥寺にある輸入雑貨店「ジョバンニ」は、フルオーダーが可能でデザインも自由にできます。ラフをいくつか作ってみたところ、複雑なデザインはあまり効果的ではなさそうです。逆にシンプルすぎるくらいでも、ロウの質感でそれっぽく見えます。そこで、デザインはsolexxのイニシャル「S」に少しあしらいを加えた程度で抑えることにしました。 また、シーリングワックス(封蝋)も何種類もあり、それぞれ特徴が異なります。カラーが豊富だけど堅く割れやすいもの、カラーは少ないが弾力があり割れにくいもの、芯つき、芯なし、パール入り…。色々目移りしますが、今回は名刺に使用するので最も割れにくいワックスをチョイス。カラーは黒に映える金・銀・赤の3種類にしました。 シーリングスタンプは実際に作ってみると、いい感じの形にするのが難しく悪戦苦闘しながら量産していきます。最後に名刺の折り返し部分に接着すれば完成です。また、TPOに合わせて使い分けができるように、スタンプのない状態でも使えるハイブリッドデザインにしました。
ロゴ制作 街にマッチするロゴマーク 高級ブランドが建ち並び、街ゆく人々もどこか上品…。それまであまり来る機会のなかった銀座界隈をカメラ片手に歩きまわり、イメージを膨らませて行きます。しばらくするとメインストリート沿いの高級ブランドのロゴには、同じような傾向があることに気づきました。 トラディショナルな雰囲気というか、流行にあえて乗らない感じというか、そんな印象のロゴが大半です。たぶんある種の「重さ」を持たせるためにそうしているのだと思いますが、流行を発信する側の高級ブランドのロゴが、逆に流行に流されないようにデザインされているのは、なかなかおもしろいと思いました。そこで、このテイストをパク…いや採り入れ、トラディショナルで高級感のある、銀座という街にマッチするロゴマークを目指し書体やバランスを検証していきました。 エンブレム的なアイコンも加え、さらに高級ブランドシズル(?)を追求します。
紙選び〜活版印刷 漆黒の“まくろ” 当初、折り返しを入れるので表裏が違う色、または質感の異なる紙を使用する予定でしたが、なかなかイメージに合うものが見つかりません。2種類の紙を張り合わせる“合紙”という手法もありますが、どうしてもコストがかかってしまいます。今回はコスト管理も含めたケーススタディも兼ねていたので、少し軌道修正し候補を絞っていきました。 最終的に選んだのは、発色が良いことで知られている「OK ACカード」という紙。カラーは“まくろ”という漆黒に近いかなり深い黒で、パッケージなどに使用されることも多いそうです。文字やロゴ等の印刷は紙が黒ということもあり活版印刷で行いました。カラーは銀です。また、印刷の圧のかけ方でも表情が変わってくるので、表面は強めに、裏はやや弱めに圧をかけ表裏の凹凸が互いに干渉しないよう調整しました。